公開日: 最終更新日: カテゴリー:お酒で失敗しないために 投稿者:KISLipスタッフ
マングローブは熱帯・亜熱帯地域の河口付近に生えている植物の森林のことで、マングローブの植林やマングローブシーカヤックなどで名前を聞いたり見たことがある方も多いはず。
しかし、「マングローブ食」と言う言葉を聞いたことがある人はまだ少ないはずだ。
謎に秘められた「マングローブ食」が今、スポーツ選手や健康思考の高い方の中で密かに広がりを見せている。
マングローブは生態系の宝庫と呼ばれ、非常に多くの動植物が生息しており、その環境と優れた浄化能力も注目されている。
マングローブの土中には多種の微生物が生息しており、微生物がそれぞれ酵素を作り出す。酵素などの働きにより、有機物や毒素を分解し、水を綺麗にしているのだ。
この水質浄化能力を体内に取り入れる食事こそがNature working food と呼ばれる「マングローブ食」を意味する。
マングローブが持つ浄化能力とは、川を汚している有機物を分解することであり、結果として動植物がその分解されたものを栄養源として生きている。
私たち人間も同じである。食道を通じて流れてきた食事を分解し、その分解された栄養を吸収・代謝して生きている。
そう考えると、自然界で起こっている働きを取り入れることは自然の中で生きる私たちにとっては原点のようだ。
特に私たち日本人は微生物の力を借りて生きてきた。
分かりやすいのが発酵食品だ。
発酵文化が進んだ日本では古くから梅干しや納豆、お味噌などで微生物の働きを借りて食事を工夫してきた。今でもこれら発酵食品が腸内環境に良い影響をもたらすと言われ再注目を集めている背景には微生物の働きがある。
昨今注目を集めている「腸内フローラ」これもまた微生物だ。
腸内フローラとは腸内細菌群のことを意味するが、私たちは自然界の植物と違い、体の中に自分の微生物を飼っている。
ここで、話しておきたいのが、腸内フローラと聞くと真っ先に善玉菌、悪玉菌のバランスをイメージしがちだが、着目したいのは、腸内細菌の働きだ。
腸内の微生物は、マングローブの土壌微生物と同様に酵素を生み出し、私たちの消化・吸収をサポートしてくれている。
例えば、タンパク質や脂質、炭水化物などの栄養素の分解などを行なっている。
酵素は、これらの栄養素を腸壁から吸収できるように小さい分子にまで分解し、吸収された栄養分子をエネルギーに変換する役割をしているのである。
近年、加熱処理された加工食品が増え、発酵食品や生の野菜や果物を食べる機会が減少したことで私たちの体は酵素不足に陥っていると言われている。
忘年会シーズンである12月は、いつも以上に酵素を必要としている。
外食によりついつい脂っこい揚げ物が増え、さらにアルコールを摂取することにより、消化活動が追い付かず、消化不良が起こる。これが二日酔いの原因になる。
また、腸内環境を悪くするだけでなく、食道から流れてきたものを分解するために体内の酵素を大量に消費してしまう。
中でもアルコールは肝臓が処理すると思われがちだが、実際にアルコールを分解するのはアルコールを分解する酵素であり、二日酔い成分アセトアルデヒドを分解する酵素だ。
今でも飲み会前にコンビニで肝機能を高めるドリンクを摂取してから飲み会に挑むサラリーマンの姿を目にするが、お酒が飲める飲めないは遺伝的にアルコールを分解する酵素を持っているか?持っていないか?で決まる。
つまり、肝機能を高めたところで、持っていないものは持っていないのだ。
終わりよければ全て良し、来年を気持ちよく迎えるために
自然の力(Nature working food)を味方につけてみるといい。
タイで生まれた「マングローブ食」を使用した安心のジャパンメイドの商品が日本でも手に入る。
忘年会シーズンに持ってこいのアイテムもあるので一度チェックしてみてはいかがだろうか?
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KISLipスタッフ
酵素をこよなく愛し、酵素の良さ、大切さを、日本と世界に発信しています。
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